お互いさま！

おはようございます。ひばりやです。


ボランティアを「する側」と「受ける側」には微妙なすれ違いがある。
ボランティアの意味が「社会奉仕」と混同され、尊い行為として称賛されたためだ。
「してあげる」のだから「感謝されて当然だ」と思うようになってしまった人がいる。

一方ボランティアを受けている人も「してもらっている」ことに、過剰に感謝する姿勢
が普通になりつつある。
ボランティアは自らがしたくてしている自律的な感動なのに、感謝という見返りを
与えることで他律的な活動になってしまい、それが逆にボランティア活動の継続を
阻害しているのではないか。

ボランティアする人は「してあげる」から「させてもらう」へ
ボランティアを受ける人は「してもらう」から「させてあげる」へ
みんなの意識が変わっていったとき、本当のボランティア文化が根付くのではないか。

「お互いさま」「もちつもたれつ」
ボランティアって言葉に隠れてるけど、それって昔から日本にあった
「となり近所の文化」のような気がする。

ボランティアを受けた人がボランティアをする側に立つ。
今、東日本大震災に遭った東北の人々が竜巻被害の茨城、栃木へ
ボランティアとしてかけつけている。
経験者の力強い支援にみんな勇気づけられているそうだ。


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